2022.03.03
皆さんこんにちは。
ようやく少し暖かくなってきましたね。
京都でも梅が咲き始めています。
今年はお花見ができる世の中になって欲しいものです。
2021.12.31
こんにちは。
気がつけば、今年も後少しで終わりますね。
皆様は、どんな1年をすごされたでしょうか。
「誉ノ錺(ほまれノかざり)」は、色々な事にチャレンジした年でした。
特に、お手持ちの石を、ジュエリーにする「栖(スミカ)」シリーズを
立ち上げられた事はとても大きかったと思っています。
今年の年賀状にも書いたのですが
「美しいものは、人の心を癒す。」
これは、私達がブランドを始めた頃から大切にしている信念でした。
閉塞的なコロナ禍の元で、石やジュエリーを買い求める方達も、そんな思いがあったのではないでしょうか。
「美しいもの」とは、長年修行を積んだ職人の技なしでは成立しません。
私は身近で、職人達が1つの作品を完成させるまでに、何度も何度も作り直す様を見てきました。
「面倒臭い」「割に合わない」作業を繰り返すのです。
自分が望んだ、理想の形に到達するまで。
現代の仕事のやり方とは、かけ離れているのかも知れません。
でも、この「職人達の仕事に対する姿勢」は、ずっと受け継がれていかなければならないものだと思います。
そんな事を、繰り返し考えた1年でした。
来年も「誉ノ錺(ほまれノかざり)」は、1つ1つ丁寧に作品を作り続けていきます。
今年は、少しシンプルなデザインの発表が続きましたが
来年は、もうちょっと遊ばせていただきます(笑)。どうぞお楽しみに!
今年1年、どうもありがとうございました。
皆様も良いお年をお迎え下さいませ。
※「誉ノ錺(ほまれノかざり)」の店舗は、年末年始は「予約の方優先」となっております。
HPの来店ご予約フォームからご予約頂ければ、定休日に関係なくいつでもご来店いただけます。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
2021.12.13
こんにちは。
早くも年の瀬が近付いてまいりましたね・・・。
最近、年々1年が早く過ぎているように感じます。
まあ、元々がのんびりやなのでちょうど良いのかもしれませんね。
お知らせが少し遅くなってしまいましたが
「誉ノ錺(ほまれノかざり)」は「京の小売・サービスクーポン」の加盟店に入らせていただいております。
詳しくはこちらをどうぞ
↓↓↓↓↓↓↓
「京の小売・サービスクーポン」
これは、京都府全域に住んでいらっしゃる方限定になるのですが
「京都がお得なクーポンを作りますので、お買い物を楽しんで下さい」
というものです。
WEB又は往復葉書でお申込みを受け付け、その後抽選で購入者を決定します。
そしてローソン又はミニストップにて発券・お支払いされるそうです。
詳しくは、ぜひ「京の小売・サービスクーポン」のHPをご覧下さい。
「誉ノ錺(ほまれノかざり)」でも、お店の前にこんなポスターを貼っています。
こんなシールを貼られているお店も、見つかると思います。
ようやく、京都も観光客で活気を取り戻してきた気がします。
使える期間が、来年の1月末までと少し短いのが難点といえば難点ですが・・・。
冬の京都も良いものですよ!
観光がてら、お得にお買い物も楽しんでいただけると嬉しいです。
2021.10.18
こんにちは。
京都は急に薄寒くなってきましたね。
このまま季節が移り変わるのでしょうか。
紅葉が楽しみですね。
今日は、最近投稿が続いている新しいシリーズ「栖(スミカ)」について
お話をさせていただきたいと思います。
とても簡潔に言いますと
「お手持ちの石を、指輪(ネックレス、ピアスなども可)に仕立てられるシリーズ」です。
「誉ノ錺(ほまれノかざり)」は、立ち上げ当初からオーダーメイドのご要望が多く
これまで、沢山のお客様のオーダーメイドを手がけさせていただきました。
そんな中で感じた事は
「こういう形を作りたい!」
と明確に持っていらっしゃるお客様は少ないと言う事。
そこで今回
「指輪にしたらこんな感じになりますよ」
と言う明確な形を、お客様に、事前に見せられたら良いなと思ったのが、このシリーズの始まりです。
「誉ノ錺(ほまれノかざり)」の中で、「フルオーダーメイド」と「セミオーダーメイド」は区別しています。
今回の「栖(スミカ)」シリーズは、「セミオーダーメイド」に入ります。
「フルオーダーメイド」と「セミオーダーメイド」の違いは、また別のコラムで説明させていただきますね。
これまでにご紹介した「栖(スミカ)」シリーズです。。
「栖(スミカ)#1」←クリックするとページに飛びます。
ロンドンブルートパーズ、ダイヤモンド
「栖(スミカ)#2」←クリックするとページに飛びます。
ピンクトルマリン、シトリン
「栖(スミカ)#3」←クリックするとページに飛びます。
ブルートパーズ、サファイア
「栖(スミカ)#4」←クリックするとページに飛びます。
エメラルド、ダイヤモンド、ペリドット
この指輪達の中心の石を、お手持ちの石に差し替える事ができます。
もちろん脇の石も、中心の石に合わせて変更出来ます。
SNSで見かける石好きの方達の投稿は、石に対する愛情がひしひしと伝わってくるものばかりでした。
そして残念な事に、投稿の中には
「オーダーをして失敗した」
と言う投稿も見るようになりました。
・自分の石を勝手に差し替えられた
・お問い合わせの返事がいつまで経っても来なかった
・頼んでいた指輪のサイズが違った
「誉ノ錺(ほまれノかざり)」で、このようなトラブルになった事は一度もありませんが
どんな業界にもいるように、一定数の悪質な業者は存在します。
可愛がっている石達が、安心して落ち着いて暮らせる「すみか」が見つかってくれれば良いなと
心から思います。
今回、コラムを書いたのは、ここが一旦の折り返し地点だからです。
これから、それぞれの「栖(スミカ)」の色違いバージョンを投稿していきます。
(このコラムの表紙の写真は、「栖(スミカ)#1」の色違いバージョンです)
「石が変わるだけで、指輪の表情がここまで変わるんだ!」
と言う実感を感じていただければと思います。
「これが私の持ってるあの石だったら・・・」
と、ワクワクしながら想像していただけると嬉しいです!
最後になりましたが、この「栖(スミカ)」シリーズは
もちろん、このままの形の指輪ででも販売しています(笑)。
HPに、それぞれ
「Pt900でお作りした場合」
「18金イエローゴールドでお作りした場合」
「シルバー925でお作りした場合」
の金額が載っていますので、ぜひご覧下さいませ。
「石が好き」と言う想いは、私も全く一緒です。
その想いが、嫌な体験で曇らないように
「誉ノ錺(ほまれノかざり)」は、これからも丁寧に対応させていただきます。
新しいシリーズ「栖(スミカ)」を、どうぞよろしくお願いいたします。
2021.09.01
こんにちは。
残暑と言いますが、京都は猛暑です・・・。
光の色は徐々に黄色くなっていますが・・・まだまだ暑いですね。
2021.08.01
こんにちは。
京都も夏本番ですね。
これから約1ヶ月、京都は自然と人との我慢比べです(笑)。
何かと不安定な日が続きますが、健康に乗り切りたいものですね。
今日は、「誉ノ錺(ほまれノかざり)」の「螺旋の指輪」シリーズが4本揃ったので
一度まとめて見て頂きたくて、コラムを書きました。
<螺旋の指輪>
螺旋の指輪の初代です。
18金イエローゴールドに、カラーサファイアとダイヤモンド
更にブルーサファイアでアクセントをつけています。
<螺旋の指輪 ー水明ー>
18金イエローゴールドに、ダイヤモンドを留めたリングです。
涼やかでシンプルですが、ダイヤモンドがしっかりと存在感を出してくれます。
<螺旋の指輪 ー淡藤ー>
18金シャンパンゴールドに、タンザナイトを留めました。
淡いタンザナイトと落ち着いたシャンパンゴールドの組み合わせが
とても優しい雰囲気です。
<螺旋の指輪 ー紅と漆黒ー>
18金ピンクゴールドに、ルビーとブラックダイヤモンドを留めました。
赤と黒がぶつかり合う、激しいイメージの指輪になりました。
金や石の色で、こんなにもイメージが変わるのはとても面白いですね。
水明と淡藤の重ね付け
水明と螺旋の指輪の重ね付け
こちらは、両方とも淡藤と紅と漆黒の重ね付けです。
着ける角度で、ここまで雰囲気が変わるのは面白いですね。
こちらも、両方とも紅と漆黒と螺旋の指輪を重ね付けしたものです。
まるで、それぞれ違うリングを重ね付けしているように見えますね。
この指輪達は、一粒づつ、石を顕微鏡で覗きながら職人が留めてくれました。
石の面を、このねじれていく金属の面に沿わせてて留めていかないと
流れるような滑らかな雰囲気にはならないのです。
小さな物に、一生懸命技術と時間を込める。
それはその先に、手にとって下さるであろう、お客様達の笑顔の為に他なりません。
ジュエリーを楽しまれる時、そんな職人さん達の思いも感じていただけると嬉しいです。
2021.06.11
こんにちは。
昨日まで梅雨とは思えない暑さでしたね。
今日は、セミオーダーのご紹介をさせて頂きたいと思います。
今まで「セミオーダー」の枠をどう使えば良いのかよく分かっていませんでした(笑)。
これからは、こちらにもあげていけたらと思っています。

こちらが「誉ノ錺(ほまれノかざり)」の通常商品
「GIGA」シリーズ「企む(たくらむ)」です。
この作品を、いたく気に入って下さったのがBeautiful Stone様でした。
Beautiful Stone様と言えば、一昨年店舗で開催した
「ルースの展示販売会とジュエリーオーダー会」の共同主催者さんです。
詳しくはこちらのコラムをどうぞ。
→「ルースの展示販売会とジュエリーオーダー会を開きます」
→「無事に終えることができました」
去年は、コロナのせいで中止を余儀なくされ。
東京に、石の買い付けにも行けず寂しく悔しい日々を送っておりましたが
Beautiful Stone様とは、常に連絡を取り合っておりました。
そんな中でのこちらのオーダー。
とても嬉しかったです。
今回、Beautiful Stone様から秘蔵のモンタナサファイアをお預かりし
「企む」の杖の上に留めました。
綺麗なモンタナサファイアです。
他の写真では分かりにくいのですが、この「企む」は「黒うさぎ」の方です。
ルテニウムというメッキをかけて、艶々の黒色に仕上げています。
今回は、できるだけモンタナサファイアの色味を強調したかったので
「黒うさぎ」の方を提案させていただきました。
そして、このマント部分。
通常はブラックキュービックジルコニアなのですが
石をこよなく愛しておられるBeautiful Stone様ですので(笑)。
今回はブラックスピネルを入れてみました。
これが大成功!
キラキラ光って、モンタナサファイアとの相性も最高です。
自分で言うのもなんですが、大満足の出来になりました。
こちらが裏側です。
裏の細かい造形は、通常の「GIGA」シリーズ「企む(たくらむ)」と一緒。
ペンダントトップとしても、ブローチとしてもお使いいただけるので
こんな感じで、服に合わせて色々な使い方を楽しんでいただけます。
Beautiful Stone様が、HPにもあげて下さっているので是非ご覧下さい
→GIGAシリーズ 企む(たくらむ)
こちらにはお値段も載っていますので、オーダーの際の目安にしていただければと思います。
作り手側としては、GIGAなどは本当に自由の利くデザインで
杖の上の石を差し替えたり、マントの石を変更したり、地金そのものも
金やプラチナに変えることができるのですが
そういう事はこちらがもっと積極的に発信しないと、お客様には伝わらないなと再確認しました。
Beautiful Stone様にも「〇〇もできるの!?」て色々聞かれたし(笑)。
もしご自身でお持ちの石を、留めたいと思う方がいらっしゃれば
「誉ノ錺(ほまれノかざり)」まで、どうぞ遠慮なくお問い合わせ下さいね。
ラウンドでもオーバルでもマーキスでも、何でもお作りできますので。
いつもポジティブで、のろまな私をぐいぐい引っ張って下さるBeautiful Stone様
本当にありがとうございます!
2021.05.04
こんにちは。
コラムが長い間滞ってましたね。
今日は、前回紹介させていただいた「かんざしー鶴と華ー」について
少しお話ししたいと思います。
実は、今回の「かんざしー鶴と華ー」の原型を作ったのは、去年の緊急事態宣言の最中でした。
コンスタントに続いていたお客様が途絶え
追われるように仕事をしていた状況から、ストンと抜けたような感じの中
「今まで、作りたかったけど作れなかった、凝った物を製作してみよう」
と思い立ちました。
デザイン画を描いて
ワックスを削りました。
ちまちまと、外出自粛・店舗完全予約制の中ずっと彫っていた事を思い出します。
ワックスが何とか仕上がって、でも自分が思っていた感じではなくて。
その時、職人さんが
「原型にする時に胴体と羽を切り離せばいい。そして金属になった時にまたくっつければいい。
そうすれば、鶴にもっと動きが出るよ。」
と助言をくれました。
私自身では、そんな芸当はとても出来ないので渋っていたのですが
サクサクと胴体と羽を切り離され(笑)、原型になり、銀になったものを
「結構難しいなあ(私の心の声:いやほんまに難しいですよ)」と言いながら
造作もなくくっつけてくれた職人さんの技術を見た時に
私の表現は、自分1人では絶対に完成しないのだと思いました。
この鶴は、日本に古来からある「家紋」の「鶴」からインスパイアされた形になっています。
「鶴」は「延命長寿」を表すシンボルで、昔から日本で親しまれていた形です。
家紋の「鶴」
そして、鶴の下にぶら下げた「華真珠」。
これは、ずっと前にコラムでも詳しく書きましたので、よければご覧下さい。
↓↓↓↓↓↓
「華真珠について」
こちらも、日本の職人さんが技術と熟考を重ねて生み出された逸品です。
最近は、類似品もちらほら見かけるようになりましたが
私は、この「華真珠」というブランドを立ち上げられた「小松ダイヤモンド工業所」さんから
ずっと買い付けていきたいと思います。
発表から、1年経ってしまった作品ですが
この鬱々とした雰囲気の時代に、少しでも安らぎを与えてくれれば、こんな嬉しい事はありません。
2021.03.03
こんにちは。
今日は、前回発表しました「小さな絵の展覧会」シリーズについて
少しお話をしたいと思います。