カテゴリー: オススメ

2022.12.04

イベント「本当に使っていただけるものだけを作る」に参加します。/

こんにちは。
コラム投稿がだいぶ空いてしまいました。
気がつけば今年もあと1ヶ月・・・。
毎年同じ事を言っている気がしますが、今年もまあよく走り続けたと思います。

そして、来年早々に大阪でイベントをする事が決まりました。ありがたい事です。
今日は、そのお知らせです。

来年1月13(金),14日(土)と大阪の錢屋本舗本館で、イベントに参加させていただきます。
その名も「本当に使っていただけるものだけを作る」。

<イベント期間>
2023年1月13日(金曜日),14日(土曜日)
両日とも11:30〜17:30
出展者:evo-see、洋服のお直し 美希、誉ノ錺
場所:錢屋本舗本館1階 錢屋ギャラリー(クリックすると地図にとびます)

ご一緒してくださる方達は
evo-see
(evo-seeさんのインスタグラムはこちら→★★★
洋服のお直し 美希
(洋服のお直し 美希さんのインスタグラムはこちら→★★★

のお二人です。
元々、このお二人とは仲良くさせていただいていて
今回は美希さんのお声がけから、実現したイベントです。

錢屋本舗様は、「ものづくり」そして「ものを販売する事」さらに「ものを購入すること」を
深く掘り下げて追求している企業様だと思います。
今回のイベントの紹介ページはこちら→★★★

ものが溢れているこの時代。
購入する際の想いは、人それぞれですが
何を基準に選べば良いのか迷ってしまう事はないでしょうか?

今回集まった3人には、分野は違いますが共通点があります。
それは「自分の仕事に責任と誇りを持っている」という事。
3組とも自分のお仕事が大好きで、お客様の事を一番に考えようと活動しているブランドです。

「服のお直し」「帽子のオーダーメイド」「ジュエリーの修理やオーダーメイド」
パッと聞いてもどんな作業をするのか、すぐに想像出来ない内容ばかりだと思いますが
「分からない事はプロに聞こう!」と、気軽に思ってもらえれば嬉しいです。

当日は、お話好きの3人が、皆様をお待ちしています。
色々な疑問を、一つ一つ誠心誠意お答えさせていただきますので
どうぞお気軽に、何でもご相談下さいね。

evo-seeさんの作品達>







洋服のお直し 美希さんのお直し例>

お直し前
お直し後


お直し前
お直し後


コラムのトップ写真は、某ブランドの難しいサイズ直しの途中写真です。
職人さんの技術って本当にすごいですね!
1月に皆様にお会いできる事を、心から楽しみにしています。

2022.03.03

東京・北参道で展示会をさせていただきます/

皆さんこんにちは。
ようやく少し暖かくなってきましたね。
京都でも梅が咲き始めています。
今年はお花見ができる世の中になって欲しいものです。

今日は、そんな良い季節に、東京で合同展示会をさせていただく事になりましたのでそのお知らせです。

東京の北参道にあります「工房33 Gallery &shop KITASANDO」という場所で
合計3組で展示会をさせていただきます。

日程:2022年 4月22日(金曜日)と23日(土曜日)の2日間

時間:金曜日→12:00〜21:00 土曜日→10:00〜15:00

場所:工房33 Gallery &shop KITASANDO
(住所〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-13-22 第25宮庭マンション209号)

※詳しい場所は工房33 Gallery &shop KITASANDO←こちらをクリックして下さい。

どなた様も無料でご参加いただけます。

今回、ご一緒していただく方達は
beautiful stone様(インスタグラムはコチラ→☆☆☆
Lazojewelry様(インスタグラムはコチラ→☆☆☆
のお二方です。(詳しくはお名前をクリックして下さい)

beautiful stone様は、2019年に「誉ノ錺(ほまれノかざり)」の店舗で
「ルースの展示販売会とジュエリーオーダー会」を開催したお馴染みの方です。
Lazojewelry様は、オパールや色石を中心とした美しいジュエリーを作っていらっしゃる方です。
この度初めてご一緒させて頂く事になりました。
今からワクワクしています。

beautiful stone様が、詳しい内容をHPに挙げていらっしゃるので、よかったらそちらもご覧下さい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「東京・北参道 COLORSTONE &JEWELRY展示販売/オーダー会」

「誉ノ錺(ほまれノかざり)」からは、お店の商品をほぼ全員連れて行きます。
後は、セミオーダーやフルオーダー用の石達や
知る人ぞ知る「華真珠」のコレクション達も、連れて行く予定です。
※華真珠に関してはコチラからご覧ください→☆☆☆

そして今回は職人が同行いたしますので、オーダー以外でも修理相談やリフォームのご相談など
どうぞ何でもご用命下さい!
話しかけていただくと、とても喜びます(笑)。

「京都は遠くてなかなか行けないなあ・・」と思って下さっていたお客様。
この機会に遊びに来ていただけると、とても嬉しいです。

また近くなりましたら、色々とご報告をさせていただきますね!
(こんなご時勢ですので、延期を余儀なくされるかもしれません。
その時も、速やかにこのコラムでご報告をさせていただきます。)

関東近辺の皆様。どうぞよろしくお願いいたします!

※コラムのトップ画像は、工房33 Gallery &shop KITASANDO様のHPをお借りしました。
ありがとうございました。

2021.12.31

今年もありがとうございました/

こんにちは。
気がつけば、今年も後少しで終わりますね。
皆様は、どんな1年をすごされたでしょうか。

「誉ノ錺(ほまれノかざり)」は、色々な事にチャレンジした年でした。
特に、お手持ちの石を、ジュエリーにする「栖(スミカ)」シリーズを
立ち上げられた事はとても大きかったと思っています。

今年の年賀状にも書いたのですが
「美しいものは、人の心を癒す。」
これは、私達がブランドを始めた頃から大切にしている信念でした。

閉塞的なコロナ禍の元で、石やジュエリーを買い求める方達も、そんな思いがあったのではないでしょうか。

「美しいもの」とは、長年修行を積んだ職人の技なしでは成立しません。
私は身近で、職人達が1つの作品を完成させるまでに、何度も何度も作り直す様を見てきました。
「面倒臭い」「割に合わない」作業を繰り返すのです。
自分が望んだ、理想の形に到達するまで。

現代の仕事のやり方とは、かけ離れているのかも知れません。
でも、この「職人達の仕事に対する姿勢」は、ずっと受け継がれていかなければならないものだと思います。
そんな事を、繰り返し考えた1年でした。

来年も「誉ノ錺(ほまれノかざり)」は、1つ1つ丁寧に作品を作り続けていきます。
今年は、少しシンプルなデザインの発表が続きましたが
来年は、もうちょっと遊ばせていただきます(笑)。どうぞお楽しみに!

今年1年、どうもありがとうございました。
皆様も良いお年をお迎え下さいませ。

「誉ノ錺(ほまれノかざり)」の店舗は、年末年始は「予約の方優先」となっております。
 HPの来店ご予約フォームからご予約頂ければ、定休日に関係なくいつでもご来店いただけます。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

2021.08.01

4本揃いました!/

こんにちは。
京都も夏本番ですね。
これから約1ヶ月、京都は自然と人との我慢比べです(笑)。
何かと不安定な日が続きますが、健康に乗り切りたいものですね。

今日は、「誉ノ錺(ほまれノかざり)」の「螺旋の指輪」シリーズが4本揃ったので
一度まとめて見て頂きたくて、コラムを書きました。

<螺旋の指輪>
螺旋の指輪の初代です。
18金イエローゴールドに、カラーサファイアとダイヤモンド
更にブルーサファイアでアクセントをつけています。


<螺旋の指輪 ー水明ー>
18金イエローゴールドに、ダイヤモンドを留めたリングです。
涼やかでシンプルですが、ダイヤモンドがしっかりと存在感を出してくれます。


<螺旋の指輪 ー淡藤ー>
18金シャンパンゴールドに、タンザナイトを留めました。
淡いタンザナイトと落ち着いたシャンパンゴールドの組み合わせが
とても優しい雰囲気です。


<螺旋の指輪 ー紅と漆黒ー>
18金ピンクゴールドに、ルビーとブラックダイヤモンドを留めました。
赤と黒がぶつかり合う、激しいイメージの指輪になりました。

金や石の色で、こんなにもイメージが変わるのはとても面白いですね。


水明淡藤の重ね付け


水明螺旋の指輪の重ね付け


こちらは、両方とも淡藤紅と漆黒の重ね付けです。
着ける角度で、ここまで雰囲気が変わるのは面白いですね。


こちらも、両方とも紅と漆黒螺旋の指輪を重ね付けしたものです。
まるで、それぞれ違うリングを重ね付けしているように見えますね。

この指輪達は、一粒づつ、石を顕微鏡で覗きながら職人が留めてくれました。
石の面を、このねじれていく金属の面に沿わせてて留めていかないと
流れるような滑らかな雰囲気にはならないのです。

小さな物に、一生懸命技術と時間を込める。
それはその先に、手にとって下さるであろう、お客様達の笑顔の為に他なりません。

ジュエリーを楽しまれる時、そんな職人さん達の思いも感じていただけると嬉しいです。

2021.06.11

GIGA「企む(たくらむ)」が違う表情になりました。/

こんにちは。
昨日まで梅雨とは思えない暑さでしたね。

今日は、セミオーダーのご紹介をさせて頂きたいと思います。
今まで「セミオーダー」の枠をどう使えば良いのかよく分かっていませんでした(笑)。
これからは、こちらにもあげていけたらと思っています。


こちらが「誉ノ錺(ほまれノかざり)」の通常商品
「GIGA」シリーズ「企む(たくらむ)」です。

この作品を、いたく気に入って下さったのがBeautiful Stone様でした。

Beautiful Stone様と言えば、一昨年店舗で開催した
「ルースの展示販売会とジュエリーオーダー会」の共同主催者さんです。
詳しくはこちらのコラムをどうぞ。
「ルースの展示販売会とジュエリーオーダー会を開きます」
「無事に終えることができました」

去年は、コロナのせいで中止を余儀なくされ。
東京に、石の買い付けにも行けず寂しく悔しい日々を送っておりましたが
Beautiful Stone様とは、常に連絡を取り合っておりました。

そんな中でのこちらのオーダー。
とても嬉しかったです。


今回、Beautiful Stone様から秘蔵のモンタナサファイアをお預かりし
「企む」の杖の上に留めました。


綺麗なモンタナサファイアです。


他の写真では分かりにくいのですが、この「企む」は「黒うさぎ」の方です。
ルテニウムというメッキをかけて、艶々の黒色に仕上げています。
今回は、できるだけモンタナサファイアの色味を強調したかったので
「黒うさぎ」の方を提案させていただきました。


そして、このマント部分。
通常はブラックキュービックジルコニアなのですが
石をこよなく愛しておられるBeautiful Stone様ですので(笑)。
今回はブラックスピネルを入れてみました。

これが大成功!
キラキラ光って、モンタナサファイアとの相性も最高です。
自分で言うのもなんですが、大満足の出来になりました。


こちらが裏側です。
裏の細かい造形は、通常の「GIGA」シリーズ「企む(たくらむ)」と一緒。
ペンダントトップとしても、ブローチとしてもお使いいただけるので


こんな感じで、服に合わせて色々な使い方を楽しんでいただけます。

Beautiful Stone様が、HPにもあげて下さっているので是非ご覧下さい
GIGAシリーズ 企む(たくらむ)
こちらにはお値段も載っていますので、オーダーの際の目安にしていただければと思います。

作り手側としては、GIGAなどは本当に自由の利くデザインで
杖の上の石を差し替えたり、マントの石を変更したり、地金そのものも
金やプラチナに変えることができるのですが
そういう事はこちらがもっと積極的に発信しないと、お客様には伝わらないなと再確認しました。
Beautiful Stone様にも「〇〇もできるの!?」て色々聞かれたし(笑)。

もしご自身でお持ちの石を、留めたいと思う方がいらっしゃれば
「誉ノ錺(ほまれノかざり)」まで、どうぞ遠慮なくお問い合わせ下さいね。
ラウンドでもオーバルでもマーキスでも、何でもお作りできますので。

いつもポジティブで、のろまな私をぐいぐい引っ張って下さるBeautiful Stone様
本当にありがとうございます!

2016.08.19

リフレッシュ加工をお勧めします。

こんにちは。
今日は「誉ノ錺(ほまれノかざり)」が、作品作りや販売以外で承っている「リフレッシュ加工」についてお話したいと思います。

「リフレッシュ加工」とは、長年使い続けて、歪んだり、傷がついてしまったり、くもってしまった石や貴金属を、修理して、洗ったり磨きなおしたりすることです。
実はこの「リフレッシュ加工」というのは、とても難しいのです。
長年使って来たものというのは、お客様が知らない間に石が割れていたり、
すでに金属の部分にヒビが入って壊れていたりします。
そういうものを、修理する前にどこが悪いかを見極めて治していくには、熟練の職人技が必要とされるのです。



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このプラチナの指輪は、長年お使いいただいたことで、指の形にプラチナが曲がってしまいました。
小傷もたくさん付いています。



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形を整えた後、磨き直したことで、ここまで美しく生まれ変わることができます。



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こちらも、形が変わってしまったプラチナの指輪です。前の指輪同様、小傷もたくさん付いています。



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職人さんの丁寧な作業で、新品のように生まれ変わります。



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こちらは、18金のイヤリングです。イヤリングなどは、指輪に比べると傷はつきにくいのですが、やはり長年使われるとくもってきたり小傷がついたりします。



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撮影しているカメラがうつってしまうくらいピカピカになりました。


貴金属(プラチナ、金、銀)と呼ばれるものは、低価格のものに比べて、とても修理がしやすいです。
気に入って購入したものを大切に使う。
修理して使う。
そして次世代の方へつなげていく。

「誉ノ錺(ほまれノかざり)」は、そんな風にずっと大事に使ってもらえる作品を
ずっと作り続けていきたいと思います。
「リフレッシュしてほしいな」と思うものが、もしタンスの中で眠っていたら
どうぞ「誉ノ錺(ほまれノかざり)」までお持ちくださいね。