2022.12.04
こんにちは。
コラム投稿がだいぶ空いてしまいました。
気がつけば今年もあと1ヶ月・・・。
毎年同じ事を言っている気がしますが、今年もまあよく走り続けたと思います。
2022.03.03
皆さんこんにちは。
ようやく少し暖かくなってきましたね。
京都でも梅が咲き始めています。
今年はお花見ができる世の中になって欲しいものです。
2021.12.31
こんにちは。
気がつけば、今年も後少しで終わりますね。
皆様は、どんな1年をすごされたでしょうか。
「誉ノ錺(ほまれノかざり)」は、色々な事にチャレンジした年でした。
特に、お手持ちの石を、ジュエリーにする「栖(スミカ)」シリーズを
立ち上げられた事はとても大きかったと思っています。
今年の年賀状にも書いたのですが
「美しいものは、人の心を癒す。」
これは、私達がブランドを始めた頃から大切にしている信念でした。
閉塞的なコロナ禍の元で、石やジュエリーを買い求める方達も、そんな思いがあったのではないでしょうか。
「美しいもの」とは、長年修行を積んだ職人の技なしでは成立しません。
私は身近で、職人達が1つの作品を完成させるまでに、何度も何度も作り直す様を見てきました。
「面倒臭い」「割に合わない」作業を繰り返すのです。
自分が望んだ、理想の形に到達するまで。
現代の仕事のやり方とは、かけ離れているのかも知れません。
でも、この「職人達の仕事に対する姿勢」は、ずっと受け継がれていかなければならないものだと思います。
そんな事を、繰り返し考えた1年でした。
来年も「誉ノ錺(ほまれノかざり)」は、1つ1つ丁寧に作品を作り続けていきます。
今年は、少しシンプルなデザインの発表が続きましたが
来年は、もうちょっと遊ばせていただきます(笑)。どうぞお楽しみに!
今年1年、どうもありがとうございました。
皆様も良いお年をお迎え下さいませ。
※「誉ノ錺(ほまれノかざり)」の店舗は、年末年始は「予約の方優先」となっております。
HPの来店ご予約フォームからご予約頂ければ、定休日に関係なくいつでもご来店いただけます。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
2021.08.01
こんにちは。
京都も夏本番ですね。
これから約1ヶ月、京都は自然と人との我慢比べです(笑)。
何かと不安定な日が続きますが、健康に乗り切りたいものですね。
今日は、「誉ノ錺(ほまれノかざり)」の「螺旋の指輪」シリーズが4本揃ったので
一度まとめて見て頂きたくて、コラムを書きました。
<螺旋の指輪>
螺旋の指輪の初代です。
18金イエローゴールドに、カラーサファイアとダイヤモンド
更にブルーサファイアでアクセントをつけています。
<螺旋の指輪 ー水明ー>
18金イエローゴールドに、ダイヤモンドを留めたリングです。
涼やかでシンプルですが、ダイヤモンドがしっかりと存在感を出してくれます。
<螺旋の指輪 ー淡藤ー>
18金シャンパンゴールドに、タンザナイトを留めました。
淡いタンザナイトと落ち着いたシャンパンゴールドの組み合わせが
とても優しい雰囲気です。
<螺旋の指輪 ー紅と漆黒ー>
18金ピンクゴールドに、ルビーとブラックダイヤモンドを留めました。
赤と黒がぶつかり合う、激しいイメージの指輪になりました。
金や石の色で、こんなにもイメージが変わるのはとても面白いですね。
水明と淡藤の重ね付け
水明と螺旋の指輪の重ね付け
こちらは、両方とも淡藤と紅と漆黒の重ね付けです。
着ける角度で、ここまで雰囲気が変わるのは面白いですね。
こちらも、両方とも紅と漆黒と螺旋の指輪を重ね付けしたものです。
まるで、それぞれ違うリングを重ね付けしているように見えますね。
この指輪達は、一粒づつ、石を顕微鏡で覗きながら職人が留めてくれました。
石の面を、このねじれていく金属の面に沿わせてて留めていかないと
流れるような滑らかな雰囲気にはならないのです。
小さな物に、一生懸命技術と時間を込める。
それはその先に、手にとって下さるであろう、お客様達の笑顔の為に他なりません。
ジュエリーを楽しまれる時、そんな職人さん達の思いも感じていただけると嬉しいです。
2021.06.11
こんにちは。
昨日まで梅雨とは思えない暑さでしたね。
今日は、セミオーダーのご紹介をさせて頂きたいと思います。
今まで「セミオーダー」の枠をどう使えば良いのかよく分かっていませんでした(笑)。
これからは、こちらにもあげていけたらと思っています。

こちらが「誉ノ錺(ほまれノかざり)」の通常商品
「GIGA」シリーズ「企む(たくらむ)」です。
この作品を、いたく気に入って下さったのがBeautiful Stone様でした。
Beautiful Stone様と言えば、一昨年店舗で開催した
「ルースの展示販売会とジュエリーオーダー会」の共同主催者さんです。
詳しくはこちらのコラムをどうぞ。
→「ルースの展示販売会とジュエリーオーダー会を開きます」
→「無事に終えることができました」
去年は、コロナのせいで中止を余儀なくされ。
東京に、石の買い付けにも行けず寂しく悔しい日々を送っておりましたが
Beautiful Stone様とは、常に連絡を取り合っておりました。
そんな中でのこちらのオーダー。
とても嬉しかったです。
今回、Beautiful Stone様から秘蔵のモンタナサファイアをお預かりし
「企む」の杖の上に留めました。
綺麗なモンタナサファイアです。
他の写真では分かりにくいのですが、この「企む」は「黒うさぎ」の方です。
ルテニウムというメッキをかけて、艶々の黒色に仕上げています。
今回は、できるだけモンタナサファイアの色味を強調したかったので
「黒うさぎ」の方を提案させていただきました。
そして、このマント部分。
通常はブラックキュービックジルコニアなのですが
石をこよなく愛しておられるBeautiful Stone様ですので(笑)。
今回はブラックスピネルを入れてみました。
これが大成功!
キラキラ光って、モンタナサファイアとの相性も最高です。
自分で言うのもなんですが、大満足の出来になりました。
こちらが裏側です。
裏の細かい造形は、通常の「GIGA」シリーズ「企む(たくらむ)」と一緒。
ペンダントトップとしても、ブローチとしてもお使いいただけるので
こんな感じで、服に合わせて色々な使い方を楽しんでいただけます。
Beautiful Stone様が、HPにもあげて下さっているので是非ご覧下さい
→GIGAシリーズ 企む(たくらむ)
こちらにはお値段も載っていますので、オーダーの際の目安にしていただければと思います。
作り手側としては、GIGAなどは本当に自由の利くデザインで
杖の上の石を差し替えたり、マントの石を変更したり、地金そのものも
金やプラチナに変えることができるのですが
そういう事はこちらがもっと積極的に発信しないと、お客様には伝わらないなと再確認しました。
Beautiful Stone様にも「〇〇もできるの!?」て色々聞かれたし(笑)。
もしご自身でお持ちの石を、留めたいと思う方がいらっしゃれば
「誉ノ錺(ほまれノかざり)」まで、どうぞ遠慮なくお問い合わせ下さいね。
ラウンドでもオーバルでもマーキスでも、何でもお作りできますので。
いつもポジティブで、のろまな私をぐいぐい引っ張って下さるBeautiful Stone様
本当にありがとうございます!
2016.08.19
こんにちは。
今日は「誉ノ錺(ほまれノかざり)」が、作品作りや販売以外で承っている「リフレッシュ加工」についてお話したいと思います。
「リフレッシュ加工」とは、長年使い続けて、歪んだり、傷がついてしまったり、くもってしまった石や貴金属を、修理して、洗ったり磨きなおしたりすることです。
実はこの「リフレッシュ加工」というのは、とても難しいのです。
長年使って来たものというのは、お客様が知らない間に石が割れていたり、
すでに金属の部分にヒビが入って壊れていたりします。
そういうものを、修理する前にどこが悪いかを見極めて治していくには、熟練の職人技が必要とされるのです。
このプラチナの指輪は、長年お使いいただいたことで、指の形にプラチナが曲がってしまいました。
小傷もたくさん付いています。
形を整えた後、磨き直したことで、ここまで美しく生まれ変わることができます。
こちらも、形が変わってしまったプラチナの指輪です。前の指輪同様、小傷もたくさん付いています。
職人さんの丁寧な作業で、新品のように生まれ変わります。
こちらは、18金のイヤリングです。イヤリングなどは、指輪に比べると傷はつきにくいのですが、やはり長年使われるとくもってきたり小傷がついたりします。
撮影しているカメラがうつってしまうくらいピカピカになりました。
貴金属(プラチナ、金、銀)と呼ばれるものは、低価格のものに比べて、とても修理がしやすいです。
気に入って購入したものを大切に使う。
修理して使う。
そして次世代の方へつなげていく。
「誉ノ錺(ほまれノかざり)」は、そんな風にずっと大事に使ってもらえる作品を
ずっと作り続けていきたいと思います。
「リフレッシュしてほしいな」と思うものが、もしタンスの中で眠っていたら
どうぞ「誉ノ錺(ほまれノかざり)」までお持ちくださいね。